漢字検定の採点基準(漢字検定(漢検)資格試験合格を目指せ!)

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漢字検定の採点基準

漢字検定の合格点数は「何点」といった正確な数字は決められてはいません。

日本漢字検定協会によれば「最高点何点の内の何%程度」といった具合で、何点以上取らなければいけないと言った決まりはないようです。

もちろん各級によって%の違いはあります。

10級、9級、8級の場合全問正解で150点。

その内80%程度、つまりは120点前後が合格基準となりますね。

7級から準2級は全問正解で200点。

その内70%程度が合格基準なので140点前後となります。

2級、準1級、1級の場合、全問正解は上記と同じ200点なんですが、その内80%の点数、160点前後が合格基準になるのです。

検定を行った回の全体の得点を見て、点数が高ければ合格点は上がります。

逆に全体の得点が低い場合、合格点も低くなるといった具合ですね。

160点前後が合格の場合、157点でも合格の可能性があると考えられます。

採点の方法なんですが、やはり漢字は一画ずつ丁寧に楷書で書かれている事が基本。

はねる所ははね、止める所は止める。

字の組み立てが崩れている字や乱雑な書き方は採点対象外となるので注意して下さい。

10級から2級の場合「字体」、「現代仮名遣い」、「送り仮名」は内閣告示・内閣訓令によって定められた常用漢字を使わなければなりません。

内閣告示・内閣訓令とは現代の国語を書き記すために定められた基準の事を言います。

加えて10級から2級では旧字体の解答は正当とは認められていません。
ですが準1級と1級は日本漢字検定協会が発行している「漢字必携一級」より標準字体、許容字体、旧字体の解答が認められています。

書順は小学校で習う学習漢字については文部省編の「書順指導の手引」を基準に、その他の常用漢字は「漢字必携二級」より出題。

「漢字必携二級」には部首の採点基準となる「部首一覧表と部首別の常用漢字」も収録されています。

こう言った採点基準が設けられるのには、正しい漢字を理解すること、そしてそれを正しく使い分けできるように訓練する意味も含まれているのではないでしょうか?

パソコンや携帯電話の普及によって、「漢字を書く」機会が今までよりも減っている事は確かです。

だからこそ正しい漢字の使い方を学ぶべきで、その理解度を示すための一つの手段として漢字検定が存在します。

今現在自分の使っている漢字が果たして正しいものなのか?

書順や字の相対的なバランスは合っているのか?

それを確かめるという意味でチャレンジしてみるのも悪くないと思います。

■ 漢字検定を受けるなら「独学」か「通信講座」かをはじめに決めてしまいましょう。

下位の級でしたら、市販の書籍「漢字検定学習本」やDSソフト「250万人の漢検などで勉強するだけでも十分合格できると思いますが、履歴書などに書ける1級などになるとかなり難しくなりますので教材・通信講座などを活用することをお勧めします。

ユーキャンの漢字検定講座がくぶん総合教育センター「漢字検定」 などは資格の概要が載っている資料請求が無料なので上位検定を受けようと考えている方にオススメです。

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